M. カルカッシ《ギター教本》重音奏法解説
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M. カルカッシの教本における重音奏法の解説Doppelgriffen

このページでは、カルカッシのギター教本 Op.59 における重音奏法の解説(ドイツ語原文と日本語訳)を掲載しています。

出典

Carcassi, Matteo. Méthode complète pour la Guitare Op.59. Mainz, B. Schott's Söhne, pp.54-57.
M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」B. Schott's Söhne(初版は1836年)

原文(ドイツ語)

VON DEN DOPPELGRIFFEN.

Auf der Guitare kommen Doppelgriffe in Terzen, Sexten, Oktaven und Dezimen vor ; um deren Ausf?hrung zu erleichtern muss man so viel als m?glich die Finger aus einem Bund in den andern gleiten (fortschieben) lassen.
In den ersten dieser Uebungen, sind die Finger welche fortgleiten sollen mit kleinen Striehen zwischen den Ziffern als Fingersatz der linken Hand bezeichnet.

TONLEITER IN TERZEN.

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」54ページ

練習を1曲省略

TONLEITER IN SEXTEN.

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」54ページ

練習を1曲省略

TONLEITER IN OKTAVEN.

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」55ページ

練習を1曲省略

TONLEITER IN DEZIMEN.

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」55ページ

練習を1曲とエチュード4曲省略

日本語訳

重音奏法について

ギターで3度、6度、オクターブ、10度の重音奏法が現れたときに、簡単に実行するため可能な限り指をもう一方のフレットに滑らせ(移動させ)なければなりません。
この最初の練習で、滑らさなければならない指は左手の運指の数字の間に、小さな線で示しています。

3度の音階

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」54ページ

練習を1曲省略

6度の音階

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」54ページ

練習を1曲省略

オクターブの音階

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」55ページ

練習を1曲省略

10度の音階

M. カルカッシ「ギターのための完全な教則本Op.59」55ページ

練習を1曲とエチュード4曲省略



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